越人の昇給認識

5年前に別会社で月給600ドルだったとして、今現在月給800ドルを受け取るというベトナム人がいたとします。この場合、3割ほどの昇給率。

日本人であれば、月給30万円から約40万円ほどにUPする比率に近く、一見、そこそこの昇給を果たしたかのように見えます。しかし、ベトナム人的には全然そういう感覚ではないそうです。

 

5年前の600ドルの生活と、今の800ドル程度の生活は物価上昇の為、同じだそうです。

 

JETROの一般概況だと、一人当たのGDPが2011年から2016年までに140%ほどUPしていて、600USD*140%=840ドル。 

 

毎年5%から6%の昇給をさせていくことは、実質的な生活維持の為に必要ということを、普通のベトナムの人たちは認識している、ということを改めて知りました。

(ただし、管理職1000ドルを超えると、また別の基準があるようですが。)

 

5年前と同じような給料体系で募集をかけて、来てくれる人材は、思ったよりスキルが劣っている可能性がありますし、既存社員に残って欲しいのであれば、昇給或いは別の将来を見せる必要があると思います。給料据え置きは、辞められて止む無し、という判断。

 

このようなインフレ下で、経営管理負担が増えるといいますか、利益を上げていけなければ会社は維持できませんし、可能な限り付加価値の高い仕事、効率、を追求できなければ、サービス低下。廃業まっしぐらです。

 

しかし、このJETROの一般概況は面白いです。

2017年6月までのFDI案件、やはり韓国企業の案件数は日系の倍です。日系は外資全体の15%のほdの件数のようです。弊社で同じ営業コストをかけて、取れる引き合いの数に似ています。

 

*写真はロンビエン区からハノイ市に架かる橋。Hung YenやらHai Duongなどを回って、ようやくハノイ市に着いた安堵感が思い出されます。