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卒業式


3月上旬の話ですが、娘の補習校卒業式に参加してきました。

(写真は父親から送られた近所の桜。)

 

私の子供は3人共、バイリンガル教育のため、日系幼稚園4年→現地校通いです。

普段通う現地校は、入学式・卒業式はもちろん、授業参観などのイベントが全くないので、子供の学校での姿を見る機会などほとんどありません。

 

ですので、数年ぶり、久々にこういう式典に参加すると、父親としての役目をなんとなく果たしているような、過ぎた年月の早さ、週一とはいえタンフー区と7区の往復の苦労など、感慨深いものがありました。

 

式典での祝辞で、「君たちは多くの人の支えで生きている、君たちは文化・言葉の強みがある、将来何のために学んでいくのか、目的意識を持ちましょう」などの有難い言葉を頂きました。

週一回の補習校は、私の中では通信教育のスクーリングのような位置づけで認識しています。

さらに、在越ながら日本人であるというアイデンティティ確立と、同環境での学友との切磋琢磨、日本語維持・向上心を保つ、そのような意味でも大きな価値がある、と思います。

 

厳しい環境の中でも、熱心にご指導頂きました先生方には深く感謝しております。

自分の子供たちが希望する進路に辿り着けるよう、親としてはやる事がまだまだありますので、とりあえずは、良い節目を迎える事ができました。